うちの猫を紹介します。
我が家は猫を2匹飼っているのですが、そのうちの1匹、たごさんです。
たごちゃんと呼ぶ事もあります。
リラックスタイムはこのポーズが定番
2015年4月生まれ、メス、白地の多いミケ猫です。チャームポイントはお尻のミケ柄。
肛門の形にピッタリと合うように黒と茶色が配置されている奇跡のお尻を持っています。
たごさんとは2015年の秋に埼玉県内の犬猫譲渡会で出会いました。
その時のたごさんは、ホントーーにまったく目立ってなかったのを憶えています。
たごさんは当時生後7ヶ月で、既にかなり身体が大きく、他の子猫達の中に置くと成猫にしか見えませんでした。
それに加えて、他の猫がニャーニャーとアピールする中、全く鳴かずにただケージの中でじっとしていたのです。
今思うと、ひたすら怖がっていたんだと分かるんですが、当時はそんな事分かりません。
他の猫ちゃんにも心を惹かれましたが、主人と話し合い、結局たごさんを我が家に迎える事になりました。
まずはお試し1週間という事で、譲渡会のあと我が家にやって来たたごさん、初日の昼間は物陰に隠れて
ひたすらじっとしていました。
たごさんは、慣れない人や環境の中だととにかく怯えて、震えちゃう性格だったのです。
我が家に来た初日、生後7ヶ月のたご
事前に購入しておいた猫用おもちゃなどで機嫌を取ろうとしてみましたが
一向に心を開こうとしません。鳴きもしませんでした。
ただもう部屋の隅っこで隠れてじっとしているだけで、1日は過ぎて行きました。
ところが夜になり、もう今日は慣れるのは諦めようと電気を消してベッドに入ったその瞬間、
ニャーニャーと猫の鳴き声が聞こえて来るではありませんか。
それまで無言だったたごさんが、電気を消した途端、唐突に鳴き始めたのです!
まさかそんな展開になるとは思ってもいなかったので、正直物凄く困惑しました。
時刻は夜の12時です。二人とも翌日は仕事があったので、今から猫の相手など出来ません。
エサも水もトイレも用意してありましたから、明らかに寂しがって鳴いているのです。
とりあえず旦那さんが「自分が相手をするよ」と言ってくれて、たごさんと遊び始めました。(私はありがたく寝ました)
その後、朝起きて知ったのですが、なんと旦那さんは朝までたごさんと遊んでいたんです。
本人もまさか朝まで寝かしてもらえないとは予想していなかったと思いますが…。
そんな調子で旦那さんはすっかり睡眠不足にされてしまい、正直これからもこの夜泣きがつづくのかと
心配したんですが、不思議とたごさんの夜鳴きはその一晩だけで済んだのでした。
翌日からは、まあまあ夜は静かにしていてくれるようになったのです。
1週間が過ぎる頃にはすっかり私にも旦那さんにも慣れてくれて、
徐々にたごさんのパーソナリティがわかるようになって来ました。
実はめちゃくちゃよく鳴く猫だったということ(成猫後は鳴かない猫になりましたが)、
お尻に立派な三毛柄があること(譲渡会中もうちに来た初日も気がつかなかった!)、
狂うほど魚が好きということ、
網戸もキャットタワーもしがみ付いて縦に登っていく体育会系だったこと、
猫なのに虫を見ると吐き気を催すこと、
などなど…。
次回はもう一匹の猫、ふくちゃんについて書きます。
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