◇コネがあれば心強い。しかし必須ではない。
私は一切のコネなくイラストレーターになりました。
コネがなければイラストレーターなんて食べていけないという意見も根強い世の中ですが、
ならばコネのない人間は諦めないといけないのかというと、そんなことは絶対にないはずです。
クライアントは一体どこにいるのか?
クライアントに出会えさえすれば…、私の絵はそこまで悪いわけじゃないはず…
そう思っている方のために、自力でクライアントを探す方法を1つご紹介します。
◇ネットで「ビジネスパートナー募集」を検索しまくれ
世の中の多くの企業さんが、「ビジネスパートナー」というものを募集しています。
デザイナーやイラストレーター、ライターなどのフリーランスをビジネスのパートナーとして
募集し、予算やスケジュールが合う案件があれば都度依頼するという形です。
GoogleでもYahoo!でも良いので
「イラストレーター ビジネスパートナー募集」と検索してみてください。
募集している会社がたくさん出てきます。
たいていはサイト上にメールフォームがありますので、
自己PR文と、ポートフォリオサイトなどへのURLを明記して送信します。
あとは色よいお返事が来るのを待つだけ!
私は独立後最初の1ヶ月で、約120社にメールでの営業をかけました。
その結果約30社からの前向きな返答を頂き、3社とすでにお仕事をしています。
仕事を1件取るためには最低でも40〜50社は営業する必要がありますが、
1件1件にかかるコストや時間は他の営業方法と比べ物にならないほど楽です。
まず「イラストレーター ビジネスパートナー募集」で80社くらいは見つかるはずです。
印刷会社、デザイン事務所、制作会社などが引っかかってきます。
◇もっと探したい人は
「イラストレーター ビジネスパートナー募集」で見つかる会社には
あらかた連絡し終わった、できればもっと数を打って営業したいという方は、
「ライター ビジネスパートナー募集」
「フォトグラファー ビジネスパートナー募集」
など他の職に変えて検索してみましょう。
なぜかというと、こういった検索で新たに見つかる会社の募集要項には、
高確率で「その他の職種もどうぞご連絡ください」と書いてあったりするからです。
外部の写真家やライターを必要としている会社なら、イラストレーターも
囲っておきたい可能性が高い。
むしろそういう会社の方が他のイラストレーターが連絡してこない分、
もしかしたら勝率が高いかもしれません。
また、「ビジネスパートナー」の部分を「外部スタッフ」に変えて探すのも有効ですし、
「制作会社 パートナー募集」
「編集プロダクション パートナー募集」
などで検索するのもありです。
この方法の一番良いところは、ほとんどお金がかからないところ。
他の営業方法を比べると圧倒的に低いコストで効果を得ることができました。
まず損をすることはないので、ぜひお試しください。
関連
著者について